マクロを始める前に心得てほしいこと(VBAはピンからキリまでだから・・・)
エクセルのマクロというものは、難しい使い方もできますけど、いわゆる「1行マクロ」や「3行マクロ」
といった至って簡単に作れるものでも、あなたにとってとても役立つものになる可能性があります。
簡単です。簡単なんです。ほんの数分で、便利に使えるものが作れます。
それに味を占めたあとは、ちょっと「ループを回すマクロ」を作ってみるなどすると、あなたの現在のExcel
での作業が、とてつもなく楽になって「マクロはまるで魔法のようだ!」と思う人も大勢います。
でも、
対外の人は、その入り口を間違えてしまいます。
それで、そうしたマクロに出会うこともなく挫折し、
去っていきます。マクロを使って面倒なExcelを自動化するということを、諦めてしまいます。諦めて、
極めて面倒で膨大なデータ処理を黙々と手作業でする方を、一生やっていく道を選んでしまうのです。
マクロで用いるVBA言語というのは、ほんとピンからキリまで、プロから素人まで、開発費数千万円にも
及ぶような本格システムから先ほど言ったちょっとした「1行マクロ」や「3行マクロ」まで、実に幅広く
利用することが出来るというものなので、
ピンにはピンの、きりにはきりの、利用の仕方、使い方、作り方、
というのがあるわけです。
あなたが、プログラミング未経験の素人初心者、これからマクロの勉強を始めてみよう。。。と思っているならば、
「決してプロ級を目指す勉強をしない」ということが非常に大切です。
ネット上やセミナー業者や参考書などでは、プロ級の難しい方を教えてる人の方が圧倒的に多いので、
その辺、分かっていないと
必ず難しいプロ級の方法で勉強するはめになります。
サンデープログラマーを目指しているだけの(そんなに大げさなものまで作れるようにとまでは思っていない)
あなたが、年がら年中、朝から晩までプログラム作りをしてるプロのプログラマーと同じ勉強の仕方をしてしまえば、
当然、失敗するのです。莫大な勉強時間も掛かります。
マクロは実に幅が広いものです。
あなたが最初に出会うべきはプロ級ではなく、
最も易しいプログラミングの方法
であるべきだと思います。
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・マクロとは何か?
・エクセルマクロを10分で理解する(動画)
・マクロを始める方法(3つのステップ)