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セル選択位置の移動方法 (その1)
今回は、ちょっと予備知識としてプログラムの勉強をします。
Range("B1").Select
ActiveCell.Offset(1, 0).Activate
このプログラムは、「あるセルを選択する」というものでした。
念のため、いま一度おさらいとして説明しておきますと、
最初の「Range("B1").Select」は、「B1のセルを選択する」
という意味です。
例えばもし、
C15 のセルを選択したければ単純に「Range("C15").Select」
と書けば良いわけです。
次ぎの「ActiveCell.Offset(1, 0).Activate」は、
現在選択されているセルの位置から、縦や横にカーソル移動して
新たなセルを選択する方法です。
( )の中の2つの数字の1番目が縦方向、2番目が横方向に移動
するセルの数を示し、例えば、
ActiveCell.Offset(2, 0).Activate−−>下方向へ2つ移動
ActiveCell.Offset(0, 3).Activate−−>右方向へ3つ移動
ActiveCell.Offset(1, 2).Activate−−>下へ1右へ2移動
ActiveCell.Offset(-2, -1).Activate−−>上へ2左へ1移動
という具合になります。
ということで、
この2つの「セルを選択をする」というプログラムの違いは
というと、前者は「絶対移動」で、後者は「相対移動」という
ことになります。
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・セル選択位置の移動方法(その2)
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