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見るからに面倒くさそーなエクセルの作業を・・・


このマクロ講座は、今年の7月でまる12年目を迎えました。長きに渡るご支援、 誠にありがとうございます。

12年もの長い間このメルマガを出し続けてきたことで、たくさんの人と知り合う きっかけになりましたし、セミナーや相談会、交流会等で多くの皆さんと実際に お会いすることもできました。

そう思うと、何かこみ上げてくるものがあります。 メルマガを出し続けてきて本当に良かった。と心の底から思います。^^


サボりながらも出し続けてこられたのも、
「メルマガが最近、来ないですがどうしたでしょうか?」とか、
「編集後記、毎回楽しみです!」とか、
「昨日のメルマガは大変役に立ちました!」とか、
「今回頂いたレッスンをアレンジしてこんなマクロ作ってみました!」
などなど、

みなさんからの反響や励ましのメールを沢山いただいたおかげです。 それなくして、十数年も続く事は有り得なかったとつくづく思います。

今どきの沢山のメルマガで溢れる中、私のメルマガを読んでくださって いるあなたのおかげです。本当にありがとうございます!!



それで、このメルマガの本意についてこれまで殆ど語ってきませんでしたので、 今日はそれを詳しく書きたいと思います。


と言いますのも、このようなメルマガを出そうと十数年前に その決意をした時から、PC仕事の現場の状況というのはまだまだ あまり変わっていないように思えてなりません。


そもそもが、このマクロ講座、なぜ始めたのか?と言いますと、

私が長年SEやシステムコンサルタントの職として出かけて行った方方 のクライアントの先々の会社で、パソコン業務に携わる人達が、
見るからに面倒くさそーーーーーな エクセルの作業というのを  延々と、黙々と、何時間も、文句も言わず、辛抱強く、汗カキカキ、 やり続けてるという光景をしょっちゅう目にしてきたからなんです。


元々、面倒くさがり屋な私は、他人のそうした面倒くさそうな姿を見る のも我慢できないたちなので、「これってなんとかしてあげたいなぁ〜」 って、いつも思っていたわけです。

そんな私が、見るに見かねて 「そんな面倒なExcelは ちょっとマクロ を組めば一瞬で 片付きますよ!」って、声を掛けると、、

「えっ、マクロ!? そんなの私にはムリ!むり!絶対無理!!」 って言われるのが、100人中99人から返ってくるいつもお決まりの 落ちだったわけです。


それで、まぁ大体ですね、デスクワークでエクセル仕事が頻繁な 職場で働く方々でも、それなりにマクロができるという人は私が 数百社を回って見てきた中で精々30人に1人居るか居ないか、、、 その程度の割合です。

残りの29人はマクロのマの字もわからない・・ といった「黙々手作業派」の人達ばかりなので、本当ちょっとした ごく簡単なマクロですら、殆どの人が作れないというか、作ろうと はしないんです。

それなんで、見るからに面倒くさそーーな繰り返しのデータ処理を、 黙々と何時間も掛かって皆さん手作業でやっているわけです。



ちょっと話しは変わりますが、

日本は今後、少子高齢化が進むということで労働人口がどんどん減って いくわけですね。現在は3人で1人のお年寄りを支えているものが、2050年 には1人で1人を支えなければならなくなると言われていますので、単純 計算で言えば、1人で今の3倍の仕事量をこなさなければ、今後の日本の 社会は成り立っていかなくなってしまうかも知れないわけです。

これまでと同じペースで同じ量の仕事をしていたのでは、とても 少子高齢化社会を支えてはいけない・・・そんな時代がもうそこまで 来ているのだと思います。

その解決策は一人ひとりの生産性を飛躍的に上げていく、それしか方法は ないと思うわけです。でないと、日本人皆がどんどんと貧しくなっていく しかありません。


それともう一つ、

我々日本人に重大な問題になってくると思われるのが、国際競争力です。 今、中国を初めとする後進国の経済力がどんどんと台頭してきているわけ ですが、特にITの世界では例えば数学がめっぽう強いと言われている インド人や、北欧のスウェーデンやフィンランド、ノルウェーといった ITに力を入れているIT先進国の国々に、あとお隣の韓国にまでも今、 ITの世界では日本は完全に負けてしまっていると、IT業界人の一人 として私はそう強く感じている次第です。


で、それをなんとかしなければならない。日本のIT(情報技術)を。。 古の昔から、情報を制する者が世の中を制してきたわけです。例えば、 あの織田信長が少数軍勢で大群の今川軍を破った桶狭間合戦の勝因という のも、信長の「長けた情報戦略だった。」と言われていますし、それが あっての、その後の天下統一への快進撃だったわけです。

情報力が世の中を制する・・、これは古の昔から現代に至るまで、そう 決まっているわけです。

TPP問題に代表されるように、もはや好むと好まざるとに関わらず国際 競争を勝ち抜いていかなければ日本の未来はないわけですし、もし負けたら 日本人皆が食べていけなくなってしまいます。農業だけではなくして、日本 全体の収入が減っていくわけです。


中でも重要な情報技術で、ITで、世界と対等に競っていく、勝利していく、 そのためには何をすればいいのか? っていう事を考えた場合に、やはり、それには「個々人のIT力を高める」 ということ以外にはないと思います。

サッカーの本田圭佑も会見の場で言っていたように、「個々の力を高める」 世界で勝つための方法はサッカーでもITでも、それしかないと思うわけ です。

「個々のIT力を高める」と言うと、もうぶっちゃげた話、 「情報を処理する為のスピードを上げる」ってことですね。要するに、 その最たるものは「マクロ」であるわけです。

キーボードを打つスピードとか、
ショートカットを覚えるとか、
etc、

そんなものでは、ぜいぜい10分が8分にしかならないわけですから、 今の3倍の仕事をするためには、マクロしかないわけです。 個々人のIT力において、唯一マクロでならそれが可能だと思います。

「マクロの普及で日本の生産性を上げる!」
これこそが当講座のスローガンです。

ITの生産性を上げて、国際競争力をつけて、それにはマクロで全体の 底上をする・・というのが、実現可能な一番の早道であると言って間違 いはないと思います。

一部の限られた人間だけが、どんなに頑張って高度なIT技術を伸ばして いったところで、全体の底上げというのができなければダメだと思うの です。本田と香川だけでは世界には勝てないわけです。

それこそが、このマクロ講座に対する私自身の強い想いであります。


それで要するに、今、職場で30人に1人しか居ない状況を、

これを、30人に3人に、
しいては、30人に10人に、
よくよくは、30人に30人(全員)が、

PC職場で簡単なマクロであれば誰もが組めるというようになってくれば、 そうなっていったならば、日本人のIT力は相当にすごい底上げになる だろうと、国際競争の中でも少子高齢化でも、十分豊かに暮らせる国に なるだろう思いますので、そのためにこの10年間私は尽力してきたという 次第です。

IT技術は、なにも一部の頭のいい人だけが担うものだ・・・なんて 決して思わないでください。

全体が底上げする必要性、一部の頭のいい人間に限った話(他人事)だと 思ってほしくないんです。それで、万人ができるマクロ講座を目指して、 このメルマガをスタートさせました。

私もこれ以前は、プロのプログラマーだけに教えてきたという身では あるんですが、一般の、素人さんにもマクロのプログラミングを教える事 の重要性というのに気付いたわけです。


マクロって、この講座でやっているようにやれば、そんなに難しいもの ではないですよね。

まぁ、ほんのちょっとしたマクロが作れるようになるだけでも20分の 手作業が1秒になったりするわけですから、ほんと簡単な、そんな仰々 しい考えは持たないで、ごく単純なマクロでも皆が作れるようになった のなら、それだけでどんな職場でも相当なIT力の底上げには必ずなる と思いますから、これは教えない手はないだろうということで、 このような講座を作ったわけです。


当講座13年の実績だけでも事実、女性が占める割合は実に全体の43% にのぼり、最高齢者は82才のご老人ですし、70を過ぎてからマクロを 始めて貸借対照表の自動化まで全て組んでしまった自営業の方までおられ ますので、、

年齢や性別、英語の得意不得意、文系理系、Excelの操作レベルに至るまで、 そんなものは一切関係がない・・・ということはこの講座で既に実証済み でありますので、実際、PC職場で「30人に30人全員が・・」という のは、決して不可能な数字ではないと思っています。要は、やり方次第、 勉強の仕方次第、であるわけです。

「マクロで日本のIT力を底上げする!」
「マクロの普及で日本の生産性を上げる!」


これこそが、このような講座を長年やり続けてきた私の信念であります。

「Go!Go! エクセルマクロをはじめよう!」というこの講座の タイトルには、みんなに「マクロを始めてほしい!」という私の想いを 込めて付けさせていただいた次第です。





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